【子連れ三世代旅行】沖縄&小浜島5泊6日⑤島内観光その2(ひめゆりの塔・平和祈念公園・ニライ橋カナイ橋・知念岬公園)
沖縄本島の南エリア、戦争の激戦地跡へ
以前、沖縄旅行の際に行った「ひめゆり平和祈念資料館」はとても衝撃的でした。同じ年くらいの女の子たちが、こんな悲しい時代を生きていたのかと思うと、胸が詰まる思いで展示を見たのを覚えています。
今回も、両親が初沖縄で、ここには行ってみたい、ということだったので、3日目の観光として行ってきました。
展示を見ながら、以前と同様、とても暗い気持ちにはなりましたが、今の自分は子供も二人いて、母親という立場に変わり、なおさら、戦争の悲劇を繰り返してはならない、と強く思いました。
行く前に、定期観光バスのホームページなどを見ましたが、現在、ひめゆりの塔は観光スポットに組み込まれていないことが多いようで、残念に思いました。(日本人ならぜひ一度は行ったほうがよいかと)
ちなみに、場所が場所だけに、子供が騒ぐことを心配しましたが、空気を読み取ってか、長男(3歳)も次男(8か月)も、ときどき小走りはしていましたが、比較的静かにしておりました。子連れには少々気を使う空間であることは確か。
平和祈念公園へ
心の中に戦争の悲劇を想いながら、、、続いて「平和祈念公園」へ行きました。よくテレビで黒い斜めに立った石碑を見ますが、そのままの景色でした。
天気がよく、歩くのはちょっとしんどそうだねぇ、と話していたら、ちょうど向こうからカートがやってきました。一人100円とのこと、3歳もお金を取られましたが、運転手のおじさんが手際よく説明もしながら、ぐるっと園内を回れました。日本で唯一地上戦になった沖縄では、県民の4人に1人が亡くなったとのこと、日本全国からも兵隊さんが来て戦ったそうで、おじさんは各県の慰霊碑を小話を交えながら案内してくれました。
一周して戻ってきましたが、平和の礎(黒い石碑が並んでいるところ)の中には入れない、ということで、結局そこからは歩くことになりました。
石碑を抜けたところには、大きな青い海が見え、とてもきれいでした。
大きな石碑のところに、折り鶴が2羽、置いてあって、地元の方なのか、手を合わせていました。なんか、そういうのを見るのも、ぐっとくるものがありました。。。
ニライ橋・カナイ橋をドライブ
続いては、南エリアでも東側に移動します。ガイドブックによると、「ニライ橋カナイ橋」というのが、見晴らしがよいドライブロードらしい、以前来た時にはなかったように思いました。新しいスポットなのか?カーナビにも看板にも出てこないので、なかなか心配になりましたが、なんとかガイドブックとにらめっこで発見。
でも、車を停める場所がよくわからなかったので、結局、橋を往復してゆっくり周りの景色を車から眺める(今回の旅は車中観光が多かったなぁ、、、)ということになりました。できれば停めて景色を眺めたかった。(後ほど、沖縄観光チャンネルを見たら路上駐車と書いてありました。。。駐車場作ってほしいです)
子連れと高齢者連れで諦めた斎場御嶽
最後は「斎場御嶽」と「知念岬公園」へ向かいます。この2つは隣り合っていて同じ駐車場を使うことができます。
この南エリアで斎場御嶽(せーふぁーうだき)は、沖縄の聖地らしく、観光スポットとして、結構期待していたのですが、いざ着いて観光案内の方に聞くと、アップダウンのある道を往復45分くらいは歩く、と言われました。8か月の次男は私が抱っこ紐でかつぐとしても、若干ここまでで私も疲れ気味。85歳のおじいちゃんもそんな感じ。ましてや3歳の長男は「疲れた、車から降りない」の一点張り。
ということで、今回は観光を見送ることにしました。世界遺産になったのでちょっと残念ではありましたが、、、子連れ旅行にはつきもの、あきらめも肝心。
絶景ビューポイント、知念岬公園
その斎場御嶽の反対側にあるのが、「知念岬公園」です。こちらは、海に突き出たビュースポットで、この日はいい天気なのもあり、沖縄らしい青い空青い海の絶景を見ることができました。すぐ近くまで車で行くこともできるので、子連れでも行きやすい場所です。
最後にファーマーズマーケットに立ち寄り
前日がまさかの日曜でおめあての道の駅がやっていなかったので、この日は南エリアの道の駅を探して寄り道しました。
正確には、道の駅ではなく、「与那原町ファーマーズマーケット あがりはま市場」というJAがやっている地元の人向けスーパーという感じでした。
地元の物産や手作り品がたくさん並んでいて、サーターアンダギーや紫芋のあんぱん、タコライスも買えました!お腹が空いていてすぐ食べてしまい写真を取り忘れたー涙。けれども、どれもおいしかったです!ちょこちょこっと沖縄らしい食べ物を食べたいときに道の駅はグッドですね!